?「前川レポート」というと、普通は前川春雄元日銀総裁のレポートのことだが、IT時代の「前川レポート」は、本書の著者、前川徹がJETROニューヨークセンター在籍中に書いた「インターネットアメリカ事情」に関する詳細な電子メールの山を指す。著者はこの「前川レポート」以降、『ECビジネス最前線―日米・電子商取引の現状と未来』などの著書を出し、ECビジネスウォッチャーの第一人者として知られている。 ???本書はその前川による、ポストインターネットバブル時代のECビジネスに関する論考である。倒産したドットコム企業とその問題点の指摘、成功している企業のビジネスモデルの検証、ECビジネスに絡むEDI 、e-マーケットプレイスなどのトピックの紹介、今後期待されるトラベル市場やチケット市場、モバイルコマース、そしてビジネスモデル特許、インターネット広告に関する考察と、盛りだくさんの内容だ。随所にECビジネス全体、あるいは各企業の貴重なデータも挿入されており、読みごたえがある。また、各企業の成功例、失敗例の分析も表面的な部分にとどまることなく、資金調達、コスト構造、サービス内容、戦略など、さまざまな視点から論じられている。今後ネット企業がどうすべきかという点については、第8章でさらりと触れているだけだが、分析が詳細なため、成功へのヒントがいたるところに隠されている。ネットビジネス関係者にとっては必読の書といえそうだ。(土井英司)
ビジネスモデルを考えるには、良いのだが・・・
インターネットを利用したビジネスモデルの整理と今後の予想。ネットで儲けるためのHOW−TO本ではありません。副題には「未来戦略」とありますが、ほとんどが、現状の整理(どのようなモデルがあるか、失敗した原因など)であったような・・。 将来の予想は、薄かったです。少しがっかり。 しかし、ビジネスモデルを考えるには、良い参考になると思います。 ただ、教科書っぽくて、読んでいて、面白い本では、ないと思います。
エディターレビューに期待したが・・・
B2Bのeビジネスを実際に経営している者としてエディターレビューに期待し胸膨らませて読んだが、残念ながら具体性に欠けた印象を受けた。もう一歩踏み込んだ、これからの展望を期待したのだか、少し残念でした。しかし、折角なので会社のメンバーに回覧して読んでもらってます。
ぜひ、読んで欲しい。
ネット企業はネットバブル頃の膨張から、淘汰の自体に入り、ネットビジネスがどのように変貌していくべきかが述べられている。今現在で成功しているネット企業がどのようにやってきたかも要点に触れている。読みやすく、ネット企業のこれからを見据えるのに十分な説得力のあるものだった。私が読んだネット関連の本の中でも、これは指針となるものである。もし、これからネット企業を起業したい、もしくは関わりを持つ人ならば、必読の一冊だろう。
アスペクト
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